最近、PCまわりのガジェットって進化が目覚ましいですよね?
特にUSB-Cハブは作業効率を考えると、もはや必需品といっても過言ではありません。
でも、「ハブって何が違うの?」って思ったことありませんか?
種類が多すぎてどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
この記事では、UGREEN Revodok 107 USB Cハブをレビューしながら、ハブの選び方についても詳しく解説していきます。
ハブの選び方がわからない人やどれを選べば良いか迷っている人はぜひ読んでみてくださいね!
PC用ハブの機能と種類について
PC用ハブの基本的な機能について、おさらいしておきましょう。
USBハブの主な機能としては、以下のようなものがあります。
- ポート拡張
- データ転送
- 有線LANポート
- 電源供給
- ディスプレイ拡張
ポート拡張
ハブの最も基本的な機能のポート拡張。
USBポートが少ないPC(特にMacBookなど)にとっては、ポートの拡張は重要なポイントです。
USB-C、USB-A、HDMI、SDカードリーダーなど、用途に合わせて様々なポートを追加できます。
データ転送
USBポートを介して、外付けHDDやSSDとデータのやり取りができます。
高速データ転送に対応しているかどうかも重要な要素となります。
特に大容量のデータを頻繁にやり取りする場合、USB 3.0や3.1、Thunderbolt 3対応のハブを選ぶことで作業時間を短縮できます。
有線LANポート
有線LANポートを搭載しているハブなら、Wi-Fi環境が不安定な場合でも安心して使うことができます。
高速・安定したネットワーク接続を求める人にとっては、何よりも安定したインターネット接続が非常に重要となります。
電源供給
パススルー充電に対応したハブであれば、PCへの給電もしながら、充電ハブを潰さずに使うことが可能です。
ディスプレイ拡張
HDMIやDP、VGAポートなどを使って、複数のディスプレイに出力することができます。
MacBook M1/M2モデルであれば、基本外部ディスプレイに1枚しか出力できませんが、2枚以上の外部ディスプレイ拡張をするためには「Display Link」に対応したハブが必要になります。
そのおすすめのハブも次の記事で紹介しています。
これらの機能を、1つのコンパクトな製品に詰め込んでいるのが最近のUSB-Cハブなんです。便利ですよね!
UGREEN Revodok 107の機能
ここからは私の使っている「UGREEN Revodok 107」の機能を詳しく見ていきましょう。
このハブは豊富な機能を持ち、コスパが高いことで人気のUSBハブです。具体的には、以下のような特徴があります。
機能 | 概要 |
---|---|
7in1マルチポート | USB-typeC PD100W 1個、USB-typeA 3.0 2個、HDMI、SDカードスロット、microSDカードスロット 1個、有線LAN用ギガビットイーサネット 1個 |
4K HDMI出力 | 最大4K@60Hzの高解像度出力に対応 |
100Wパススルー充電 | USB-typeC PDポートでPCへの給電が可能 |
高速データ転送 | USB-typeA 3.0ポート:最大5Gbpsのデータ転送速度 |
コンパクト設計 | 持ち運びにも便利なサイズ感で重量110g |
幅広い互換性 | PC、タブレット、スマホ、Switch、Fire TVなど、様々な端末に対応 |
なんだか、すごい機能が詰まってますね。
でも、本当に使えるの?って思う人もいるかもしれません。
次は、具体的にどんな人におすすめなのか、見ていきましょう。
UGREEN Revodok 107をおすすめしたい人
- MacBookユーザー
- 動画編集者やデザイナー
- リモートワーカー
- 出張が多いビジネスパーソン
MacBookユーザー
最近のM1以降のチップを搭載したMacBook Airなどについては、見た目を重視するがあまり、USB-Cポートが2つしかありません。
HDMIでモニターと接続しなければならなかったり、USB-typeAを使わなければならなかったりと、ポート不足に悩むMacBookユーザーにピッタリです。
動画編集者やデザイナー
動画編集者やデザイナーの人は、SDカードで画像や動画ファイルのやり取りをする人も多いと思います。データ転送も早く、4K出力対応なので、クリエイティブ作業も快適です。
リモートワーカー
色々な作業環境に変化する人や、複数のPCを使用するようなリモートワーカーはキーボードやマウスなど作業環境の設定を1瞬で再現できるのでおすすめです。
出張が多いビジネスパーソン
軽量コンパクトなデザインなので持ち運びやすく、出先でも色々な用途で活躍します。
UGREEN Revodok 107をおすすめできない人
- 高度なグラフィック処理が必要な人
- 大容量データを頻繁に転送する人
- 複数の4Kディスプレイを使用したい人
- USB-C端子が1つしかないPCユーザー
高度なグラフィック処理が必要な人
外付けGPUには対応していないので、さらに高速の処理が必要な作業をする人にはおすすめできません。
大容量データを頻繁に転送する人
Thunderbolt 3・4ほどの高速転送はできないので、とにかくスピード重視の人にはおすすめできません。
複数の4Kディスプレイを使用したい人
2台以上の4K出力には対応していないので、4Kディスプレイを複数使用している人やこれから増える予定の人にはおすすめできません。
USB-C端子が1つしかないPCユーザー
USB-typeCのポートが1つだけなので、パススルー充電時に他のUSB-typeCの機器と接続できません。
充電とデータ転送が両立できる機器やコードを用いるなど、工夫が必要です。
さて、ここまで読んで「うーん、私にはどうなんだろう?」って思った人もいるかもしれませんね。
次は、メリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。
UGREEN Revodok 107のメリット
- 多機能性
- 高速データ転送
- 4K高解像度出力
- 幅広い互換性
多機能性として7つのポートを1つのハブに集約。デスク周りがスッキリします。
高速データ転送ではUSB 3.0ポートやSDカード用スロットがあるので、大容量ファイルの転送も快適です。
そして4Kディスプレイ対応なので、クリエイティブ作業や動画視聴がはかどります。
また、幅広い互換性として、PC、タブレット、スマホ、Switch、Fire TVなど、様々な端末に対応しているので、機器を選びません。
UGREEN Revodok 107のデメリット
- 発熱することがある
- USB-Cポートの数
- Thunderbolt非対応
- デュアル4K出力非対応
高負荷の処理を複数の機能を使用しながら作業をしていると熱くなることもあります。
また、パススルー充電用以外のUSB-typeCポートがない点もデメリットの一つですね。
そしてThunderbolt非対応のため、超高速データ転送には対応していません。
デュアル4K出力非対応のため、複数の4Kディスプレイには接続できない点もデメリットの一つですね。
いかがでしょうか?「あ、これ私にピッタリかも!」って思った人も、「うーん、ちょっと違うかな」って思った人もいるでしょう。
でも、これで自分に合った機能のハブを選ぶポイントが見えてきたんじゃないでしょうか。
ちなみに、私はこんな感じで使用してます。
- USB-typeC:給電用
- USB-A 3.0 2個:キーボードとトラックボールマウスの無線接続用
- HDMI:4Kモニターとの接続用
- SDカードスロット、microSDカードスロット:データを受け取った際の読み込み用
- 有線LAN用ギガビットイーサネット:集合住宅なので、最低限のネットスピード確保用
本業と副業用のPCを分けて使用しているので、このハブをつなげるだけで作業環境を整えられます。
まとめ
今回は、UGREEN Revodok 107 USB Cハブを例に、PCハブの選び方について解説しました。
ハブ選びのポイントは、自分の使用環境と必要な機能にマッチしているかどうかです。
ポートの種類と数、データ転送速度、ディスプレイ出力、充電機能など、自分にとって必要な機能を優先順位をつけてチェックしていくことが大切です。
UGREEN Revodok 107は、機能性とコンパクトさを兼ね備えた優れたハブです。
特にMacBookユーザーやリモートワーカー、クリエイターの方々にはおすすめできる製品だと思います。
ただし、超高速データ転送や複数の4K出力が必要な場合は、別の選択肢も検討する必要があるでしょう。
同じUGREENにも、その機能が備わっている商品もあります。
結局のところ、完璧な「これさえあれば間違いない!」というハブは存在しません。
予算が無尽蔵で、大は小を兼ねるものが良い!という人であれば別ですが。。。w
みなさんも、この記事を参考に、自分にピッタリのハブを見つけてくださいね。
快適なPC環境で、仕事もプライベートも充実させていきましょう!
この記事はこたつが担当いたしました!
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