デスク作業をしている時に、部屋の照明の角度によっては、手元が暗くなることがあります。
そういう場面では、デスク上にライトがあった方が視界も明るくなり、作業も捗ります。
ただ、普通のライトでは、角度によっては眩しかったり、デスクライトの支柱が場所をとって邪魔になるデメリットも生じます。
そんな時に役にたつのがモニターライト。
モニターライトはモニター(ディスプレイ)の上部に直接つけられるため、場所も取らず、ピンポイントで手元を照らしてくれる優れ物です。
そして、モニターライトの中でも特に人気が高いのが、BenQのモニターライト。
値段は他社のモデルと比較しても高めの水準ではありますが、それに見合うだけの機能が満載です。
この記事ではその機能の効果と、3種類のグレード別にどんな人に向いているのかを解説していきます。
モニターライトの効果とは
省スペース
このモニターライトのメリットの一つは、省スペースに設置できることです。
モニター上のベゼル(枠)の部分に設置するため、通常のデスクライトと違って、デスク上に場所をとる必要がありません。
BenQのグレードによっては、リモコンがあるタイプもありますが、見た目がオシャレで、かつ非常にコンパクトなので、場所もほとんど取りません。
スクリーンの邪魔にならない
参照:BenQ公式サイト
BenQのモニターライトはベゼルを使って設置するため、画面がライトで隠れて見えにくくなる心配があると思いますが、スクリーンの邪魔を一切しません。
私の使っているモニターライトも写真のように設置されており、画面がしっかり表示されていますね。
スクリーンからの反射がない
BenQのモニターライトは、伝統的なランプに比べて、特殊な光の当て方を採用しており、スクリーンに光が全く反射しない構造となっています。
その上、目にも直接光が入ってこない角度になっているため、目にも非常に優しい作りになっています。
参照:BenQ公式サイト
私がこのモニターライトを採用する決め手となったのが、この画期的な照射範囲が絞られている点でした。
手元だけを照らしてくれる
先ほどの照射範囲の構造は、目にもモニター画面にも光を当てず、手元だけをピンポイントで照射してくれるため、目も悪くならず、快適に作業をすることができます。
パソコン
参照:BenQ公式サイト
チラつきがない
このモニターライトは、チラつきが発生しない構造になっています(フリッカーレス)。
普通の蛍光灯などについては、実は目に見えないほどの速さで点滅しています(フリッカー現象)。
そのスピードは1秒間に100〜120回ほど。地味に目に優しくありません。
このBenQモニターライトは、この点滅(チラつき)がないので、目に優しいのが特徴です。
参照:BenQ公式サイト
自動的に明るさを調整してくれる
BenQモニターライトには、自動調光機能が備わっています。
デスク周りの明るさに応じて、手元の明るさを自動的に調整してくれる優れ物です。
もちろん、自分で好みの色合いに調整することも可能です。
参照:BenQ公式サイト
ほとんどのモニターに簡単取り付けできる
よほど変わった形状でない限り、ほとんどのモニターに簡単に取り付けることが可能です。
平面タイプのモニターだけでなく、湾曲モニターであっても取り付けが可能で、しかもモニターに傷や痕の残るようなテープであったり、ネジをつけたりする必要はありません。
取り付けが可能な幅は以下のとおりです。
参照:BenQ公式サイト
配線が気にならない
BenQのモニターライトは、コードをモニターの裏側に伸ばして電源を確保するため、配線が全く気になりません。
デスク周りをスッキリさせたい人にはピッタリの機能ですね。
モニター自体にUSB-A端子があれば、そこから給電できるので非常に便利です。
BenQモニターライトのモデル別比較表
BenQスクリーンバーのモデル別の比較表は次のとおりです。
項目 | BenQスクリーンバー | BenQスクリーンバーPlus | BenQスクリーンバーHalo |
---|---|---|---|
本体の長さ | 45cm | 45cm | 50cm |
対応モニターの厚さ | 平面モニター1〜3cm | 平面モニター1〜3cm | 平面モニター0.7〜6cm 湾曲モニター1.6〜3.8cm |
間接照明 | 間接照明なし | 間接照明なし | 間接照明あり(背面) |
リモコン | リモコンなし | 有線リモコン | ワイヤレスリモコン |
照射範囲 | 60cm×30cm:500ルクス 80cm×40cm:300ルクス | 60cm×30cm:500ルクス 80cm×40cm:300ルクス | 63cm×40cm:500ルクス 90cm×40cm:300ルクス |
色温度 | 2700K〜6500K | 2700K〜6500K | 2700K〜6500K |
電源 | 5V/1A:USB-A | 5V/1A:USB-A | 5V/1A:USB-A リモコン:単4電池×3個 |
価格帯 | 12,900円 | 15,900円 | 19,900円 |
主な機能差としては、リモコンがあるかないか(有線か無線か)、背面の間接照明があるかないか、照射範囲が若干広いかどうかです。
この機能差に差額分が出せるかどうかによって、購入するタイプが異なります。
次の章では、それぞれどんな人向けなのかを解説していきます。
BenQスクリーンバーのモデル別におすすめしたい人
BenQスクリーンバーの種類は全部で3つ。
この3つのモデルをそれぞれおすすめしたい人は次のとおりです。
BenQスクリーンバー
- 少しでも安い方が良い人
- 物を増やしたくない人
- 自動調光で問題ない人
- 平面モニターを使っている人
最もシンプルでモニターライト本体で操作するタイプの廉価版です。
少しでも安く買いたい人やリモコンなどの物を増やしたくない人に最適です。
私の場合、リモコンなどの物が増えるのが嫌だったので、この廉価版を使用しています。
メーカー的には平面モニターを推奨されてますが、私は湾曲モニター(湾曲度:1900R)に取り付けています。
今の所、外れやすいといった不具合は全く起きていないです。(ただ、湾曲モニターの角度によっては、取り付けられない場合もありうるので、取り付ける場合は自己責任となります。)
参照:BenQ公式サイト
BenQスクリーンバー Plus
- 手元で明るさ調整をしたい人
- ガジェット好きな人
- 有線タイプが気にならない人
- 平面モニターを使っている人
BenQモデルの中間グレードの「Plus」。
手の届く場所にリモコンを置いて、明るさの調整をしたい人かつ優先タイプリモコンが気にならない人は、このリモコン有線タイプがおすすめです。
ガジェット好きな人なら、リモコンが手元にあるだけでワクワクするでしょう。
このタイプも平面モニター推奨なので、湾曲モニターで使用したい場合には、自己責任となります。
参照:BenQ公式サイト
BenQスクリーンバー Halo
- 背面の間接照明が欲しい人
- ワイヤレスリモコンが欲しい人
- 広めのデスクまたはモニターを使っている人
- 湾曲モニターを使っている人
BenQモニターライトの中で一番ハイグレードなモデルの「Halo」。
このタイプは他のグレードと違って、背面に間接照明が付いています。
参照:BenQ公式サイト
この機能は、①正面だけ、②背面だけ、③正面も背面も照らす、の3パターンが選択できます。
良い雰囲気を醸し出したい人はぜひこのタイプがおすすめです。
また、リモコンもワイヤレスリモコンなので、ケーブルが気になりません。
その分、単4電池を3本必要としますので、良し悪しではあります。
また、他のグレードとは異なり、照射範囲が若干広いため、広めのデスクやモニター(平面・湾曲)を使っている人には最適なモデルです。
参照:BenQ公式サイト
まとめ
このBenQモニターライトの効果は、実際に使ってみた人にしか伝わらないのがもどかしいところですが、一旦使ってみるともうこれなしではPC作業ができません。
手元が明るいだけで、視界がとてもクリアになりますし、手元で作業をするにも視界に光が直接当たらないので、目にも優しく作業が捗ります。
ちなみに私は、BenQモニターライトの最も廉価版のモデルを採用したと説明しましたが、正直ほとんどの人はこのモデルで事が足りると思っています。
明るさ調整にしても、自動調光があれば十分ですし、基本的に自分好みに都度明るさを調整する機会はほとんどないと考えているからです。
よほどガジェット好きな人でなければ、この廉価版タイプでデスク上をスッキリ使ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
龍ちゃんでした!
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