Meta Quest3とは?
まずMeta Quest3とは、Meta社(旧facebook社)が開発したVRゴーグルです。
このMeta Quest3は、雑誌『家電批評』で2024年上半期ベスト10にランクインした商品です。
エンタメ、ブラウザ、アプリ、ビジネスシーンなど幅広くカバーされたアプリがあり、実際に筆者も趣味のエンタメからビジネスシーンで利用しています。
この記事では、Meta Quest3について、おすすめできる人と生産性を上げる方法、また気になるデメリットについても解説していきますね。
Meta Quest3がおすすめの方
動画鑑賞が趣味の方
Meta Quest3では、大画面でアニメや動画を見ることができます。
Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、YouTubeのアプリが揃っており、動画鑑賞が趣味の方にはMeta Quest3の購入をお勧めします。
まるで自分だけの映画館ができたような感動があります。
スマホやパソコンで見るより、大画面、没入感によって迫力が段違いです。
VR/MRゲームをしたい方
Meta Quest3にしかない、オンラインやオフラインで利用できるゲームがあります。
リズムゲーム、スポーツゲーム、クリエイティブゲームなどアプリストアには種類が豊富です。
自分の体を使ったアクティブな操作ができることが魅力で、自分の手をゲームのコントローラーのように動かします。
「Meta Quest 3」においては、VR(仮想現実/バーチャルリアリティ)に加え、MR(複合現実/ミックスドリアリティ)の両方に対応しています。
VRとはCGで作られた仮想空間の中で、現実のような体験をする技術。
MRとは現実の空間に仮想のCGを複合させる技術のことをいいます。
この両方の技術に対応しているので、様々な体験ができる点が魅力の一つですね。
生産性を上げたい方
Meta Quest3を利用して、作業や仕事をスピーディーに進めたい人にもお勧めです。
動画鑑賞、ゲームだけではなくブラウザーや仕事効率化に対応したアプリも用意されています。
特に3Dでモデリングをすることがある方はMeta Quest3を利用することでさらに作品のクオリティが上がるでしょう。
また、VR空間でのミーティングもできます。
相手の動きに合わせた会議室の空間で、お互いが遠隔地にいても身近に人を感じながら会議を進めることができるのも特徴です。
今後主流にあるであろう、メタバースの世界をいち早く体験できます。
最新技術に興味のある方
Meta Quest3といったクラウドコンピューティングは最先端の技術と言えます。
最近はAppleも「Apple Vision Pro」を発売して何かと話題ですが、価格は約60万円と非常に高いです。
一方で、Meta Quest3は約7万円台なので、興味がある段階で最新技術をお試しとして購入するには手が届きやすい範囲です。
まだ具体的な使用用途が決まっていなくても、利用している間にエンタメやビジネスシーンなど、適したアプリを見つけることもできます。
このような最新の技術に興味のある方は購入することをおすすめします。
Meta Questで生産性を上げる方法
VR空間で会議を行う
最近はオンラインで会議を行う機会が増えてきて、zoomやGoogle meetを利用することが多いと思います。
しかし、Webカメラ上に映った人同士の会議では相手の動作がうまく読み取れなかったりとリアルの会議と比べて生産性が落ちてしまうことがあります。
そこで、Meta Quest3を使うとVR空間での会議を行うことができます。
VR空間では、自分の動作を読み取ってVR空間のアバター同士で会議をします。
残念ながら表情を相手に伝えることはまだできませんが、ジェスチャーやVR空間ならではのバーチャルな会議室内を使うことができ、生産性を上げることができます。
キーボードやマウスを持参しなくても仕事を行う
テレワークが普及し、自宅などで作業を行う人も多いと思います。
Meta Questにはキーボードやマウスは必要ありません。
最新モデルの3では自分の指がマウスの代わりとなり、キーボードは様々な大きさに変形し、指の位置を認識して入力することができます。
3Dでの創作活動に利用する
3Dでモデルを作ったり、製品を作るなど創作活動をしている方には非常にお勧めします。
Meta Quest3のような3Dの環境は、パソコンの画面のような2Dの画面では実現できません。
今までパソコンで作業していたという方も、3Dの作業環境を手に入れることで、さらに自分の腕を磨き、他のクリエイターと技術の違いを生むのに最適だと言えます。
Meta Quest3のデメリット4選
バッテリー持ちが微妙
商品説明では約2.2時間程度のバッテリー(電池)持ち。
映画1本見たら終わってしまうくらいですね。タイタニック(約3時間)のような長い映画なら途中で一度充電が必要になります。
長時間使用したい人であれば、外付けのバッテリーも同様に購入すると良さそうですね。
画面酔いする人もいる
これは、普段VRに慣れていない人であれば、画面酔いする人も少なからずいます。
例えば、FPSやマインクラフトなど、グルグル回るような画面で酔ってしまう人は注意が必要です。
画面の見え方が普段2Dで見るテレビ画面と大きく異なるため、この辺はある程度覚悟が必要になるでしょう。
ただ、慣れてしまえば酔いは軽減されるため、最初の一定期間は多少の酔いはあるものだと思った方が良さそうです。
仮想キーボードが使いづらい
実は、仮想キーボードはやや使い勝手が悪く、指の位置からどのキーが入力されたかを認識すため、調整が難しく感じています。
しかし、Bluetoothのキーボードを持っていれば使い慣れたキーボードで作業することもできます。
そもそもあまりキーボード自体を利用して作業を行うことが少ない方は、自分の指のみの作業環境が実現できます。
メガネをかけたまま装着しづらい
これはレビューにもありましたが、メガネをつけている方にとっては、少々装着しづらいかもしれません。
商品の構造上、メガネをつけたままでもできるところがこの機種の魅力の一つではあります。
しかし、実際に装着する場面では、一度取り外して、本体にメガネを装着した状態から頭を固定しにいく作業が必要になる場合がありますし、レンズONレンズでズレが生じやすいところもデメリットの一つです。
一方で、Meta公式において専用レンズが発売していて、自分の視力に合わせて購入することができます。
メガネをつけている人はこの専用レンズを使用することも検討されると良いでしょう。
公式サイトを引用すると、対応度数は球面度数(SPH) -9.00~+6.00、乱視度数(CYL) -4.00~+4.00の範囲で対応可能とのことです。
まとめ
Meta Quest3は、Meta社が開発したVRゴーグルで、エンタメからビジネスまで幅広く活用できる革新的なデバイスです。
特に動画鑑賞では、NetflixやYouTubeを大画面で楽しめ、没入感が格別。
また、最新モデルのMeta Quest 3は複合現実(MR)にも対応してます。
仕事の効率化でいえば、3DモデリングやVR空間でのミーティングなど、リモートワークやクリエイティブな作業にも役立つことは間違いないでしょう。
最新技術を体験したい方や、生産性を向上させたい方には、Meta Quest3は手頃な価格で最先端技術を楽しめるため、特におすすめのデバイスです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回の記事はこたつが担当いたしました!
コメント