iPad用の画面保護にフィルムを貼る人は多いと思います。
また、フィルムといっても、大きく分けて「ガラス(グレア)」タイプと、「ペーパーライクフィルム(ノングレア)」タイプに分かれます。
「ガラス(グレア)」タイプは色鮮やかに画面が見やすいため、映画・動画鑑賞などにうってつけです。
一方で「ペーパーライクフィルム(ノングレア)」タイプは、手書きする際の摩擦が生まれるように加工してあるため、画質は劣る代わりに書き心地が良くなります。
これからペーパーライクフィルムを使おうか悩んでいる人に向けて、この記事ではこんな疑問にお答えします。
- ガラスフィルムと2枚貼りできるの?
- 実際の書き心地はどんな感じなの?
- 着脱式ってしっかり貼れるの?
正直言って、こればかりはメーカーによって、色々と特徴が変わります。
この記事では、私が購入した「YMY World」製のペーパーライクフィルムについて解説したいと思います。
結論から言うと、ガラスフィルムとの2枚貼りには全く問題なく、しっかり貼れています。
書き心地については、紙とまではいかないまでも、しっかりとした引っ掛かり感があり、書きやすいです。
それでは細かい仕様のレビューやメリット・デメリットを解説していきますね。
YMY World製ペーパーライクフィルムの開封レビュー
同梱物について
YMY World製のペーパーライクフィルムの同梱物は、以下のようなものが入っています。
- ペーパーライクフィルム&保護フィルム
- 使用説明書
- 品質保証書
- ホコリ除去シール
- アルコール洗浄布
- クリーニングクロス
説明書については、かなり丁寧に書いてあり、好感が持てました。
あと、地味に嬉しいのが、こういうメッセージ。
実際には、スタッフさんのお名前も記載してありました。
こういったちょっとした配慮があるのは嬉しいですよね!
貼ってみたビフォーアフター
私はiPad mini6を使っていますが、実際にペーパーライクフィルムを貼る前に、私はガラス(光沢)フィルムを貼っていました。
【ガラスフィルム(光沢)を貼った状態】
こうやってみるとかなり光を反射しているのがわかると思います。
私は、ガラスフィルムと着脱式ペーパーライクフィルムを、用途に応じて使い分けたかったので、2枚重ねをすることを前提にしました。
実際、ガラスフィルムの上にYMY World製ペーパーライクフィルムを貼り付けた後はこんな感じ。
【ペーパーライクフィルム(非光沢)を貼った状態】
かなり光沢が抑えられて、反射が少なくなったのがわかると思います。
色は若干白っぽくなります。
ペーパーライクフィルムのメリット6選
1.ずれない
YMY World製のペーパーライクフィルムは、4隅を固定して貼り付けるタイプなので、安定感があってずれにくいです。
メモなどを、Apple Pencilで書いたりしていても全くぶれません。
2.書き心地が良い
ペーパーライクフィルムの特徴は、フィルム表面に凹凸の加工をして、ペン先の引っ掛かり抵抗を強くすることで、紙に近い書き心地を実現している点です。
このYMY World製のものは、純粋に紙に書いたような感覚とまではいきませんが、上質紙に近い書き心地を謳っているだけあって、書き心地は上々です。
3.2枚重ねができる
着脱式ペーパーライクフィルムを使用するにあたって、一番気になる点はここではないかと思います。
普段の映画や動画視聴の際には、ガラスフィルム(光沢)の恩恵を受けつつ、手書きをする際にはペーパーライクフィルムを使いたい。
でも、いちいちガラスフィルムを剥がす手間やコストをかけようもない。
それなら、着脱式のペーパーライクフィルムがあれば解決するじゃん!と言ったところ。
しかし、2枚重ねをした時に、本当に綺麗に貼れるのか、綺麗に書けるのか、などが気になりますよね。
YMY World製のものであれば、この点、全てクリアしてくれます。
ものすごく簡単に貼れますし、綺麗に書くことも可能です。
ただ、デメリットの方でも後述しますが、わずかながら指のスクロール感度が悪くなる場合があります。
とはいえ、そこまで気になるほどのものではないですので、問題はないんですけどね。
4.いつでも着脱できる
この着脱式ペーパーライクフィルムは、いつでも着脱が簡単にできます。
綺麗な画面で動画視聴などをしたい時には外して、メモなどで使いたいときには貼る。
これが簡単にできる点は一番の魅力ですね。
5.水洗いなどで粘着力が復活する
着脱式とはいえ、何度も着脱を繰り返しているとどうしても粘着力が劣ってきます。
そういった際には、綺麗にホコリを取り除いてあげて、水洗いすると粘着力が復活します。
6.アンチグレアなので光が反射しにくい
ペーパーライクフィルムは、書きやすくするために、フィルム表面に凹凸の加工がしてあります。
そのため、表面はアンチグレア(非光沢)仕様となり、光が反射しにくくなります。
効果としては、目に優しく、長時間の作業に向いています。
ペーパーライクフィルムのデメリット6選
色彩が落ちる
アンチグレア(非光沢)仕様のため、ガラス(光沢)フィルムに比べると色彩が落ちます。
少し白っぽくなるため、黒色の表現が弱まり、映像を視聴する際には物足りなくなるでしょう。
ただ、そのための着脱式でもあるので、その辺は使い方でカバーできる点が良いですけどね。
粘着力が落ちてくる
着脱式とはいえ、何度も張り替えていると、どうしても粘着力が落ちていきます。
こればかりは特殊な粘着シールを採用している以上、どうしようもないところですね。
もちろん、劣化のスピードは張り替える頻度によります。
2枚重ねの場合わずか反応が劣る
ガラスフィルムとの併用で2枚重ねにすると、たまにではありますが指でのスクロールの反応が悪くなる場合があります。
こればかりは画面との距離が遠くなるため、多少仕方ないところではあります。
ただ、普段はそこまで反応が悪いわけではなく、普通に作業できるので、あまり気になる部分ではないかなと個人的には感じます。
貼り直す際にホコリ・汚れ取りが面倒
着脱式とはいえ、適当に貼り直すと間にホコリなどが入り、結構気になります。
そのため、張り替える際には、都度ホコリや汚れ取りをする必要がありますが、これがまた結構めんどくさいんですよね。
貼りやすさは抜群に良いので、ここはストレスに感じませんが、この汚れ取りがなんとかなれば…という感じです。
紙に書いている感覚とイコールではない
YMY World製のペーパーライクフィルムは、純粋に紙に書いている感覚とは若干異なります。
製品説明にも書いてありますが、上質紙に書いている感覚と近いとのことで、サラサラ書くというよりは、しっかり書く感じです。
書く際の抵抗感覚については、万人が良いというものはないので、自分好みかどうかは使ってみないとわからないのですが、しっかりめに書けるので、書き損じは少ないかなという感じです。
部分的に空間ができるようになる場合も
これは長く使っている人のレビューでもありますが、フィルム同士の間に部分的に空間ができてしまい、パコパコすることもあるようです。
まあ、フィルム自体が消耗品なので、長く使っているとこればかりはしょうがないと思いますが、こう言ったデメリットもあることを認識しておいた方が良いと思います。
ただ今のところ、私は使っていて、空間(隙間)ができるといったことは起きていないので、一定期間使用した場合にできると言ったところでしょうか。
まとめ
ここまでYMY World製のペーパーライクフィルムのメリット・デメリットを解説してきました。
結論、メリット・デメリットはありますが、総じて使いやすいフィルムです。
私の場合は、普段使いのガラス(光沢)フィルムに2枚重ねして使用する用途として着脱式にしました。
このフィルムは2枚重ねでも、たまに指のスクロールが反応しないことはありますが、それ以外では全く問題なく使えています。
私の場合、メモとして使うことが多いため、なんなら着脱せずに普段使いをすることが多くなりました。
ペーパーライクフィルムを検討している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
龍ちゃんでした!
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