デスクワークで使用する「高級デスクチェア」
その座り心地は至福のひと言で、長時間座っていても疲れにくいのが特徴です。
また、デザイナーがこだわって造られたシルエットは見た目がオシャレなものが多く、その機能性も多岐にわたります。
ただ、高級チェアは種類も多く、何をどんな基準で選んだ方が良いのかわからない方も多いと思います。
しかも、高級であるが故に後悔や失敗はしたくないと誰しもが思っているはず。
この記事を読んでいただければ、どの高級チェアをどんな基準で選べば良いかがわかるようになります。
また、その上で私が厳選したオススメチェアを5つご紹介していきたいと思います。
高級デスクチェアを選ぶ基準
まず、高級デスクチェアを選ぶ際に、どんな基準で考えたら良いかご紹介します。
結論から言うと次のとおりです。
- どのくらいの頻度で使用するか把握する
- 見た目を重視する
- 快適性を重視する
- 機能性も考慮する
それでは順番に見ていきましょう。
どのくらいの頻度で使用するか把握する
高級チェアを購入した際によく聞く後悔話として次のようなものがあります。
「テレワーク用に快適性を求めて買ったはいいけど、結局会社に出社して仕事をすることが多くなったので、家で使わなくなった」
そこでこういった事態を防ぐために、まずは高級チェアを検討する際に必ず行っておきたいことを確認しましょう。
それは次のステップです。
- 何を目的とするのか
- 使用頻度を把握する
- 購入するに値するかどうか見極める
1.何を目的とするのか
まず、自分は何を目的として高級チェアを欲しているのかを冷静に考えてみましょう。
本業(テレワーク)用?副業用?映画鑑賞?勉強用?
これを考えて自分の目的をはっきりさせましょう。
2.使用頻度を把握する
次にどのくらいの頻度で自分が使用するのかを把握しましょう。
高級チェアはその耐久性も抜群なので、少なく見積もっても10年間は使用できる代物です。
下手に安い椅子を買うより、断然長持ちします。
例えば、毎日使用すると仮定した場合に、10年間に使用する日数としては3,650日。
高級チェアが25万円程度するものだとすると、その費用は25万円÷3,650日≒68円/日となります。
使用頻度がその半分であれば、単純に1日あたりのコストはその2倍になります。
3.購入するに値するかどうか見極める
最後に自分の目的と使用頻度がわかったところで、1日にこれだけのコストをかけるに値するものなのかを見極めましょう。
高級チェアは長時間座っていても体への負担が少なく、生産性も間違いなく向上します。
その点も踏まえて、購入前に自分はこのチェアに投資すべきかどうか、冷静に見極めましょう。
そうすることで購入した後の後悔は格段に減ると思います。
見た目を重視する
次に、チェアの見た目を重視するのが重要です。
いくら座り心地が良くても、見た目が自分好みでなければ、テンションが上がりません。
逆に見た目が自分好みであれば、いつでも作業をする際に、テンションが最高潮の状態でデスクワークに取り組むことができます。
正直言って、そのチェアの見た目を自分が気にいるかが一番大事なんじゃないかとすら思うほどです。
あとでもご紹介しますが、高級チェアは有名なデザイナーがデザインしているものも多いです。
そのシルエットを比べてみて、自分好みのものを探してみましょう。
快適性を重視する
高級チェアの醍醐味といえば、やはりその座り心地。
高級チェアは、人間工学に基づいて設計されたものがほとんどで、体への負担を格段に減らしてくれます。
ただ、高ければ高い方が良いと言うものでもなく、あくまで大事なのは、自分の体に合うかどうか。
体に馴染まないものを購入すると、せっかくの高級チェアが無駄になってしまいます。
一番のオススメは、リアル店舗で試座してみて、自分の体に合うものを選ぶと一番後悔がなくて良い選択になります。
機能性も考慮する
チェアの機能性に関しては、標準で装備されているものもあれば、オプションによって選ぶことができるものもあります。
例えば次のようなものです。
- リクライニング/何度倒すことができるか
- オットマン/休む際に足を置くことができるか
- ヘッドレスト/ハイバックかローバックか
- アームレスト/調整が可能か固定式か連動式か
- ランバーサポート/姿勢矯正のためのサポート機能
- 操作性/手元で簡単に調整か座面下で調整か
- 素材/メッシュかクッションか革か
実際に自分が使用する場面を想定して、どんな用途のものがあると便利なのかを考えてモデルを選ぶのも重要な要素です。
高級デスクチェア厳選オススメ5選
さて、高級チェアを選ぶ基準がわかったところで、どんなデスクチェアを買ったら良いのか、オススメのものを5つご紹介します。
結論から言うと次の5つです。
- コンテッサセコンダ/オカムラ
- エルゴヒューマンプロ/エルゴヒューマン
- アーロンチェア/ハーマンミラー
- エンボディチェア/ハーマンミラー
- セイルチェア/ハーマンミラー
それでは一つずつご紹介します。
コンテッサセコンダ/オカムラ
引用:株式会社オカムラ
「オカムラ」は世界的にも有名な日本のオフィス家具メーカーです。
イタリアの世界屈指のデザインファームである「イタルデザイン」によりデザインされた「コンテッサセコンダ」はその最高傑作品です。
強度も機能性も抜群で、特にその独特な曲線が魅せるデザインは至高の逸品です。
その座り心地はまるでネコバスにでも乗っているかのようにソフトで優しく、座った際のストレスを一切感じることはありません。
また、他社製のチェアにはない、手元でリクライニングや座面の高さを調整出来る「スマートオペレーション」機能があります。
そのため、座った姿勢のままで自分の思い通りのポジションに設定することが可能で、これがとても楽で便利な機能です。
グッドデザイン賞に始まり、数々の賞を受賞した「コンテッサセコンダ」は男女問わずオススメのデスクチェアです。
コンテッサセコンダのレビュー記事を詳しく書いてますので、この記事もご参考にしてみてください。
エルゴヒューマンプロ/プロ2/エルゴヒューマン
引用:エルゴヒューマン
「エルゴヒューマンプロ」は、台湾メーカーによる高級デスクチェアです。
こちらも世界で賞賛され、50カ国以上で販売されている人気チェアとなっています。
「エルゴヒューマンプロ」の座り心地は少し硬めで、しっかり体を支えてくれる安定感を感じさせてくれるチェアになります。
また、このチェアの最大の特徴は、他のチェアにはないオプションが選べることです。
オットマンのように足をかけておくものから、タブレットスタンドなども選ぶことができ、チェアのまま横になって休憩したり、読書やタブレット作業をすることも可能です。
このモデルのデザインは、主に男性にオススメできるデスクチェアです。
最近、2023年8月に新型のエルゴヒューマンプロ2が発売されました!
従来のエルゴヒューマンプロと比較して、プロ2の違いは次のとおりです。
- フレームにグレー色が追加
- 座面がメッシュに統一
- メッシュ生地の改良
- タブレットスタンド(オプション)がない
まず、フレームカラーにグレー色が追加されました。今まではブラックのみだったので、部屋の雰囲気に合わせて選択肢が増えたことは良いことですね。
また、今までは座面に「クッション」がありましたが、今回は人気の高い「メッシュ」に統一されました。
このメッシュ生地が通気性の確保はそのままで、肌へのあたりが格段に改良されたのも大きな改良点の一つです。
実際に座った感じでは、従来品と比べて網目が細かくなり、座り心地が非常にマイルドで、ふわっとした柔らかさが最高に気持ちいいチェアとなりました。
そして、タブレットスタンドのオプションがなくなり、いい意味でスッキリした、悪い意味で不便になったと言えるでしょう。
詳しくはこの記事で書いてますので、参考にしてみてください。
アーロンチェア/ハーマンミラー
引用:ハーマンミラー
さて、ここからはすべて「ハーマンミラー社」によるモデルを3つご紹介します。
この会社は、アメリカに拠点を置く事務用・オフィス用家具を製造するメーカーです。
その独特なデザインは他に類を見ない、デスク環境を最高にオシャレに仕上げてくれるものになっています。
まず「アーロンチェア」。
このチェアは事務作業全般に特化したオフィス用チェアです。
この特徴は前傾姿勢を調整でき、「ポスチャーフィットSL」と言うパッドによって腰部を背骨に沿ってサポートし、人体が最も堅固になる姿勢に導いてくれる機能があります。
実際に座ってみましたが、背骨のサポートは非常に良い感じで、硬すぎず、でもしっかりと背骨に沿って姿勢を整えてくれるオススメの機能です。
これはがっしりしたフィット感で、座面はやや硬めに設定されており、ドン!と腰掛けるのに非常に満足感を覚えるチェアとなっています。
ただ、ヘッドレストが必須の人にはあまり向かないかもしれません。
エンボディチェア/ハーマンミラー
引用:ハーマンミラー
次は「エンボディチェア」
アーロンチェアに比べてPC作業に特化した製品です。
背面のシルエットが特徴的で、最高にクールな佇まいです。
背もたれの幅が狭くなっていることで、正しい姿勢を保ちつつ自在に動ける構造になっています。
そして座った瞬間、体を包み込むような完璧な安定感を感じることができます。
これは、背面のダイナミックなピクセル構造により、座った人の体のわずかな動きにも対応して、体重を均等に分散するためです。
長時間作業するのにも最適なチェアですね。
セイルチェア/ハーマンミラー
引用:ハーマンミラー
最後は「セイルチェア」
このモデルはローバック(ヘッドレスト無し)タイプ。
部屋のインテリアとしても十分にその存在感を示し、オシャレな空間によく似合うチェアです。
その美しいシルエットの秘密は、フレームがなく、吊り橋の工学原理を応用した「Yタワー™︎サスペンション」という目を惹く美しいデザインを体現していることです。
また、座る人それぞれに合わせてバランスを保つ「3Dインテリジェントサスペンションバッグ」が特徴です。
また、高性能のインジェクション成形ウレタンフォームが快適な座り心地を提供してくれます。
実際の座り心地は、座面を前傾にした状態では背筋をピンと伸ばしてくれるしっかり感があり、リラックスする際に後ろにもたれかけるとふわっとした柔らかい感触です。
メリハリがしっかりしているので、作業をする際のONとOFFの切り替えがスムーズです。
価格的にも一番手が出しやすく、かつ高級チェアとして申し分ない機能とデザインを兼ね備えているので、非常にオススメなデスクチェアです。
どこで購入すると良い?
高級チェアの購入先としては、大手ECサイトのAmazon・楽天市場・YAHOO!ショッピングなどがポイントもたくさんついてオススメです。
しかし、高い買い物なので、「信頼のある正規店で購入したい」・「なるべく現金値引きで安く買いたい」と言う方もいらっしゃいます。
そういった方には、大手オフィス家具通販サイトの「kagg.jp」がオススメです。
「kagg.jp」ではすべてメーカー直送の正規品(新品)を取り扱っています。
店舗経営などの中間マージンが発生しないので非常に安く、無料会員登録をするだけで更に大きく現金値引きもしてくれます。
また、メーカー保証付きなので、安心して購入できますね。
まとめ
高級デスクチェアは、なんといってもその快適性に優れており、長時間座っていても疲れにくいのが特徴です。
そしてデザインにも各社が力を入れており、デスク空間自体をオシャレに魅せてくれ流ことでモチベーションの向上にも繋がります。
また、細かい部品に品質の良いものを使用し、強度試験を幾度となくクリアしてきているため、その耐久性は安いチェアに比べて雲泥の差があります。
これらの結果、作業効率も上がり、生産性が非常に向上します。
かなり高額にはなりますが、その満足度は計り知れないものがあります。
自分の目的に沿って、自己投資として見合うかどうか見極めて、その答えが「GO」ならしっかり後悔しない選び方をしてみてくださいね!
高級デスクチェアに関して、私のデスクツアーの記事も参考にしてみてください。
この記事が皆さんのご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
龍ちゃんでした!
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